垢抜けを叶える!失敗しないベースメイクの基本とファンデーションの選び方

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美しさの土台を作る!ベースメイクの重要性と基本ステップ

メイクアップにおいて、最も仕上がりを左右すると言っても過言ではないのが「ベースメイク」です。土台が整っていると、その後に施すポイントメイクも映え、全体的な完成度が高まります。ベースメイクは単に肌の色を補正するだけでなく、肌を保護し、一日中美しさをキープするための大切なプロセスです。

ここでは、透明感のある美しい肌の土台を作るための基本ステップと、それぞれの役割について解説します。

ステップ1:スキンケアの徹底と日焼け止め

メイクアップを始める前の肌状態が、ベースメイクの仕上がりを左右します。乾燥した肌や油分の多い肌では、ファンデーションがムラになったり崩れやすくなったりします。

保湿で肌を整える

洗顔後、化粧水、乳液などでしっかりと保湿を行い、肌をふっくらと柔らかい状態にしておきましょう。ただし、メイク直前にクリームやオイルを塗りすぎると、ファンデーションがヨレる原因になります。肌表面がベタつかない程度に、ティッシュオフなどで余分な油分を取り除いてから次のステップに進むのがおすすめです。

日焼け止めで肌を守る

美しい肌を保つために、紫外線対策は一年中欠かせません。日焼け止めはベースメイクの前に必ず使用しましょう。最近は、化粧下地やファンデーションにUVカット機能が組み込まれているものも多いですが、単体で日焼け止めを塗ることで、ムラなくしっかり肌を保護することができます。

ステップ2:化粧下地(プライマー)で仕上がりを格上げ

化粧下地は、ファンデーションを塗る前の肌を整えるために欠かせないアイテムです。その役割は多岐にわたります。

化粧下地の主な役割

  • 凹凸補正:毛穴や小ジワなどの凹凸を滑らかにし、ファンデーションの密着度を高めます。
  • 色ムラ補正:肌の赤み、くすみ、青クマなどをコントロールカラー(色付き下地)で補正し、均一な肌色に近づけます。
  • 皮脂コントロール:皮脂吸着成分が配合された下地は、テカリや化粧崩れを防ぎ、メイクの持ちを良くします。

下地は顔全体に薄く均一に塗るのが基本ですが、毛穴が気になるTゾーンや、乾燥しやすい頬など、部分的な肌悩みに合わせて異なる機能の下地を使い分ける「パーツ使い」もおすすめです。

ステップ3:ファンデーションで肌悩みをカバー

 

いよいよファンデーションで肌全体の色を整え、肌悩みをカバーしていきます。自分の肌質やなりたい肌の質感に合わせて、ファンデーションの種類を選びましょう。

なりたい肌で選ぶ!ファンデーションの種類と使い分け

ファンデーションは、カバー力や質感によって様々な種類があり、なりたい肌のイメージやご自身の肌質に合わせて選ぶことが大切です。種類ごとの特徴を理解し、賢く使い分けましょう。

ファンデーションの主要な種類と特徴

リキッドファンデーション:潤いと高いカバー力

液状で伸びが良く、肌への密着度が高いのが特徴です。比較的カバー力がありながら、自然なツヤ感や潤いを演出しやすいため、乾燥肌の方や、しっかりとしたカバーを求める方に人気です。

  • 使い方:少量ずつ手に取り、顔の中心から外側へ向かって薄く伸ばします。スポンジやブラシを使うと、よりムラなく均一に仕上がります。

クッションファンデーション:時短とツヤ感の両立

スポンジにリキッド状のファンデーションが染み込ませてあるタイプで、専用パフでポンポンと叩き込むように使用します。持ち運びやすく、メイク直しにも便利です。韓国コスメから火がつき、手軽さと高いツヤ感で人気を集めています。

  • 使い方:パフを滑らせるのではなく、肌に優しくタッピング(叩き込む)ことで、ムラなく密着し、潤いを閉じ込めます。

パウダーファンデーション:手軽さとサラサラ感

固形または粉状のタイプで、手軽に短時間でベースメイクを完成させたい方に適しています。余分な皮脂を吸着し、サラサラとした仕上がりになるため、脂性肌や混合肌の方、または暑い季節におすすめです。

  • 使い方:スポンジやブラシに少量取り、顔の内側から外側へ軽く滑らせるように塗布します。厚塗りになると乾燥や崩れの原因になるため、薄づきを意識しましょう。

ファンデーションの色選びの秘訣

ファンデーションの色選びは、ベースメイクの成否を握る最も重要なポイントです。間違った色を選ぶと、首の色と顔の色が異なり、不自然に見えてしまいます。

  • 試す場所:店頭で試す際は、手の甲ではなく、フェイスラインから首にかけての境目に少量塗って馴染ませてみましょう。
  • 明るさ:肌の色より極端に明るい色を選ぶと、時間が経つにつれて白浮きしたり、厚塗り感が出たりします。素肌の色に最も近く、顔全体に塗った時に首の色と馴染む色を選ぶのが理想的です。
  • 色の傾向(トーン):肌が黄みを帯びたイエローベース(イエベ)か、青み・ピンクみを帯びたブルーベース(ブルベ)かを考慮して、肌のトーンに合った色(オークル系やピンクオークル系など)を選びましょう。

ステップ4:コンシーラーでピンポイントカバー

ファンデーションでカバーしきれないニキビ跡、シミ、濃いクマなどは、コンシーラーを使ってピンポイントでカバーします。ファンデーションの厚塗りを避けるためにも、コンシーラーは必須アイテムです。

仕上がりを格上げするテクニック:コンシーラーとフィニッシュパウダー

ベースメイクの最後の仕上げは、コンシーラーによる最終カバーと、フィニッシュパウダーによる定着です。この二つのステップを丁寧に行うことで、プロが仕上げたような均一で崩れにくい肌が実現します。

コンシーラーテクニック:カバー力と自然な仕上がりの両立

コンシーラーを使う目的は、気になる部分を「隠す」ことですが、厚塗りするとかえって目立ってしまうため、塗り方にはコツが必要です。

クマ・シミ・ニキビ跡の正しい使い方

  • クマのカバー:目の下のクマには、肌色よりもワントーン明るめのオレンジ系やピンク系のコンシーラーを使うと、くすみを打ち消しやすくなります。目元はよく動くデリケートな部分なので、薄く伸ばし、指の腹やブラシで優しく叩き込むように馴染ませます。
  • シミ・ニキビ跡のカバー:シミや濃いニキビ跡には、肌色と同色か、少し暗めの、硬めのテクスチャーのコンシーラーを使用します。気になる部分にだけ少量乗せ、境目だけをぼかし、隠した部分には触らないようにしましょう。

コンシーラーは、ファンデーションの「後」に使うのが基本です。先に使うと、ファンデーションを塗る際にコンシーラーが擦れて取れてしまうため、効果が半減してしまいます。

ステップ5:フィニッシュパウダー(おしろい)で定着と質感調整

ベースメイクの最終ステップは、フィニッシュパウダー(ルースパウダーやプレストパウダー)で仕上げ、メイクを定着させることです。これにより、化粧崩れを防ぎ、肌の質感も理想に近づけることができます。

パウダーの役割と選び方

  • メイクの定着:リキッド状のファンデーションやコンシーラーが肌に密着し、ヨレやテカリを防ぎます。
  • 質感調整:マットな仕上がりが好きならプレストパウダーをしっかりめに、自然なツヤを残したいなら粒子の細かいルースパウダーを薄く使うなど、なりたい肌の質感に合わせて選びます。

特にテカリやすいTゾーンや、マスクで擦れやすい部分には、パウダーをブラシやパフにしっかり含ませて、優しく抑え込むように乗せましょう。目元などの乾燥しやすい部分は、極力薄くつけるか、つけない方が崩れにくい場合があります。

ベースメイク成功の鍵は「薄づき」にあり

どのステップにおいても共通して言えるのは、「薄づき」を意識することです。厚塗りになると、時間と共にひび割れたり、ヨレたりしやすくなります。

化粧下地、ファンデーション、コンシーラーと、それぞれのアイテムを少量ずつ使い、重ねるたびに薄く均一に仕上げることを意識すれば、透明感があり、長時間崩れにくい美しいベースメイクが実現します。

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